【寫眞の唄】二〇二四年四月二四日 水曜日

推測で話を広げる人が嫌いだ。

あの人はこう思ってるとか、こう言うだろうとか。

そのくせ、本人に聞いて確かめたりはしない。

だから、推測の域を出ない。

推測の域を出ないということは、解釈の一つでしかない。

いくつもあるシナリオのうちの一つを、これで違いないと話しているようなものだ。

さも自分のシナリオが正であるかのように。そして、その愚かさに気が付かない。

血飛沫のように咲き誇る花に向かって、こいつは傷ついているに違いないというようなものだ。

その花をよく観察もせずに、安い推理を振りかざす。

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