【寫眞の唄】二〇二四年四月一五日 月曜日

長いあいだ、自分を追い込みすぎた。

自分を変えることは中毒性もあるし、

もはや、やらざるを得ないと思うようになった。

卑怯な自分も、逃げ腰な自分も、

全部受け入れることができなかった。

心についた垢のような過去を、

洗い流すことばかり、必死になっていた。

心が潔癖症になっていた。

玉のような人間性を求めて、

ひたすらに磨いていた。

ありのままの自分を受容する人を甘い人間と決めつけ、

あるべき姿を追い求めることが美徳だと信じていた。

磨きすぎてすり減っているとも気が付かずに。

ただ、やめるわけにはいかない。

磨き方を変える。磨くために使うものを変える。

自分のために、自分を作る。

覚醒と解脱が、もう目の前にきていると感じる。

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