RICOH GRⅢx購入してみて(レビュー・作例)

ようやくといったところですが、RICOHのGRⅢxを購入しました。1ヶ月程度使ってみたので、簡単にレビューと作例を残しておこうかと思います。

結論から言うともっと早く買えば良かったと後悔しています。

GRⅢxの良かった点

なんといっても、まずはこの携帯性の良さです。 普段仕事ではミラーレスのα7RⅣを使い、普段使いではα7Cを使っていますが、もっと気軽に持ち出せるカメラが欲しかったのが購入の一番の決め手です。

カメラはある種の所有感のようなものを満たしてくれる側面もありますが、僕は全くそういうものは必要でなく、どちらかというと「カメラを持ってますよ」感を出したくない。街中でカメラを出した時の視線が痛いと感じていたので、ポケットからだしてさっと良い画が撮れる。これは僕に撮って理想的でした。 バッテリーを入れても重さは262グラム、厚みも35.2mmとポケットに入れていても違和感なく、重みも差して感じません。

GRⅢxのいまいちな点

APS-Cセンサーなので、光を取り込む量も大きく、暗所でも十分な撮影ができますが、センサー性能についてはαなどには少し及ばないかなと言う印象です。比較の対象ではないかもしれません。ISO3200くらいから緩やかにノイズがでてきて、実用範囲はISO6400までと言う感じです。

ただ、ノイズの感じは個人的にはαよりも好きで、モノクロ撮影の時はむしろそのノイズ感が良い仕事をしているように感じました。 あとは僕のGRだけかもしれませんが、撮影データを見ようとするとフリーズが何回かありました。撮った画像が表示されないなども稀にあります。その場合は電源を入れ直して再度見ると見れるようになりますので、そこまで問題には感じません。

GRⅢxの作例(カラー)

色が素直に出るなと言う印象です。思ったよりもダイナミックレンジも広く、結構な日差しの中でも諧調豊かに表現できます。

前ボケも綺麗

フルサイズ換算40mmの画角は実際の視覚とのリンクが良く、イメージ通りに撮影ができるので、その辺もスムーズさを感じます。

あと玉ボケが綺麗な円形で、個人的にはこれがすごく良いなと思いました。

GRⅢxの作例(モノクロ)

やっぱりGRはモノクロを撮りたくなりますね。イメージコントロール内にモノトーンが3段階入れられてる気合いの入りっぷりです。

かなりの暗所での撮影ですが、雰囲気良く撮ることができました。

毎日持ち出して、みたものを思いつくままに撮れる。まばたきがシャッターになったら良いなと思っている僕にとっては、そこまではいかないものの、とても良いカメラに巡り会えたなと思っています。

2022-01-12|
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