【寫眞の唄】二〇二四年三月三一日 日曜日 

うちのすぐ裏、つまり渋谷の片隅に、

巨大な宙に浮く鯨の絵が描かれていた。

結構大きいから、迫力がある。

鯨は古来からいろいろな国や地域で神格化されている。

日本でも恵比寿様は鯨だ、という言い伝えもある。

この大きく美しい生き物は、海の食物連鎖の頂点にいる。

穢れも汚れも飲み込み、それでも海をおだかやに、優雅に舞う。

おおらかに包み込むその姿が、神の遣いのようにみえる。

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