【寫眞の唄】二〇二四年三月一〇日 日曜日    

祖父の90歳の誕生日会だった。

にこにこして、幸せそうだった。

僕のことを心配していた。

この価値観を90歳にも伝えられる言葉がなかった。

大人はなんでも引きずりすぎなんだ。

この人に好きになってもらいたいじゃなくて、

自分が好きでいたいと思っていればそれでいいのに。

家族の関わりを見て、母にそう溢した。

by
関連記事