【寫眞の唄】二〇二四年四月一九日 金曜日

人生の主役は自分であることが大きくなりすぎている。

主人公のあり方が、強い個になりすぎているともいえる。

主人公は悪を倒すものでも、圧倒的な力を持つものでもない。

主人公は、誰かと比較した上に成り立つものではない。

ただ他人に依存した生き方をしないだけのことだ。

他人に振り回されるだけの人生にならないことだ。

誰かのお膳立てをすることだって、自分が美しいとおもえるならそれは主人公だ。

ファーストペンギンだけが良いペンギンではない。

皺寄せを受け続けることも主人公かもしれない。

色んな主人公の形がある。誰かの二番煎じを主人公とは言わないからだ。

自分が主体性を持って、自分の意思で生きる方向を決めることが、主人公だ。

by
関連記事