【寫眞の唄】二〇二四年四月一一日 木曜日

水面に花びらが散ることを花筏というらしい。

地面に落ちたときはなんというのだろ。

一面に落ち咲いていたら花絨毯か。

街の至る所で空中に花びらが舞っている。

ビルの隙間にも、澱んだ空気が占める場所にも。

涙のように舞っている。

今日もコーヒーとハムサンドを買った。

食べた。涙が舞うのをみながら。

by
関連記事