【寫眞の唄】二〇二四年四月三日 水曜日 

謎に立派なマイク

身体的なコンプレックスはあまり感じないが、

あるとすれば、声だ。

子供の頃からの鼻炎と、高めのダミ声のような声質。

ここは昔から好きじゃない。

好きじゃないから、声質を変えるトレーニングをしてきた。

それでもやはり、好きな感じにはならない。

家にあるマイク。動画制作の仮ナレを入れるようなものだ。

自分の声を撮って聞くたびに、

あんな声だったらな、こんな声だったらな、と思ってしまう。

いつか受け入れて好きになる日が来るのだろうか。

なんとなく、それは諦めにも思えるから、

抗っていたい気持ちにもなる。

声質のトレーニングをしていたら、歌は上手になった。

あとは呑気に歌ってみるけど、

やっぱり、自分の声は苦手だ。

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