【寫眞の唄】二〇二四年三月九日 土曜日   

Summilux 35mm f1.4

Leicaはお金持ちの趣味的なものと偏見を持ってた。

使ってみると奥にある魅力に気付かされた。

特にこのSummilux 35mm f1.4 2nd。

クセ玉と呼ばれるこの球面ズミルックス。

開放と絞ったときでは別のレンズであることからそう言われるが、

開放が良いのだ。それだけでいい。

ものすごく繊細な描写の中にハイライトが滲む。

それはソフトフィルターとは一線を画す。

制限が多い反面、他が写せない独特の魅力を出す。

絞れば一転、キリッとした描写になる。

緩めた時はとことん甘く、引き締める時はとことん辛い。

自分とよく似ていると思った。

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